未来の出版人発掘コンテスト

最優秀賞/京都市長賞
<作 品 名> 「きょうあしたふたり」
<受 賞 者> 横越英実
<所属学校> 京都芸術デザイン専門学校ビジュアルデザインコース
          エディトリアル専攻1回生

<受賞体裁>
B5変形(180×180mm)/ソフトカバー/2色刷/80頁/紙ランク梅
使用予算ポイント数95P(最大予算135P以内)
<編集コンセプト>
見開きを分けて写真を配置した構成のところでは、ページをめくるまで分からない10年後の姿を想像し楽しめ、 左右の見開きに2枚の写真を配置したページは、より変化(また変化していない部分)を楽しむことができます。
手描きのイラストを入れることで、あたたかく幸せなイメージを出しました。 一冊全体を通して続いているイラストは、つながりや絆、10年という道のりを表しています。


優秀賞(委員会賞)
<作品名>「ニコニコ」<受賞者>辻祥子
B5変形(182×200cm)/ソフトカバー/4色/48頁/紙ランク松/使用予算ポイント数135P
コンセプト:笑顔
写真はふたごたちがすごくいい笑顔をしているので、 ふたごの「笑顔の写真集」とした。ふたごは笑った顔が一番似ていると感じ サブタイトルに。笑顔のあったかいイメージを表現するためオレンジ色を基調に 4色刷とし、用紙も温かさを感じる上質を選択。

<作品名>「フタツナガリ」<受賞者>佐治淳二
B5変形(181×181cm)/上製本(カバー無)/1色刷/64頁/紙ランク梅/使用予算ポイント数125P
コンセプト:様々な人生を送る双子
血が繋がって顔も似ているが、夢や目標は似ていないという 「ツナガリを持っているが繋がっていない」というのを表現した。 長く大切に読まれるよう上製本で耐久性と高級感を出した。

<作品名>「向かい合わせの肖像」<受賞者>森薫
B5横/ソフトカバー/4色/48頁/紙ランク梅/使用予算ポイント数80P
コンセプト:アカシックレコード
この世に起こる全ての事象が宇宙空間それ自体に 記されているという概念に基づいた記録の呼び名をコンセプトに、 「日常の切り取られた一部分」「見えない膨大な時間の流れ」をテーマにした。 単調にならないようトリミングして構成した。



■最終審査会審査員   審査の講評はこちら
大野広幸(写真家・著者)
橋村芳和(京都市会議員)
北 憲一(京都芸術デザイン専門学校ビジュアルデザインコース主任)
日沖桜皮(出版社コトコト編集部長・編集プロダクション桜風舎代表・京都精華大学人文学部編集技法非常勤講師)
樋野康二(大平印刷制作部部長)
浅野泰弘(出版社光村推古書院代表)
浅井潤一(出版社亥辰舎編集長・元マリア書房編集部長)



 未来の出版人発掘コンテスト




第二次審査結果
最終選考者

第二次審査会にて、以下の3名+次点の合計4名が最終課題の選考進出者に決定いたしました。
投票と合議により3名の枠で選考いたしましたが、力作多く次点として1作品追加し、合格者は4名。

Y.Hさん
「きょうあしたふたり」
T.Sさん
「ニコニコ」
S.Jさん
「フタツナガリ」
M.Kさん
「向かい合わせの肖像」



■審査員   審査の講評はこちら
大野広幸(写真家・著者)
橋村芳和(京都市会議員)
北 憲一(京都芸術デザイン専門学校ビジュアルデザインコース主任)
日沖桜皮(出版社コトコト編集部長・編集プロダクション桜風舎代表・京都精華大学人文学部編集技法非常勤講師)
樋野康二(大平印刷制作部部長)
浅井潤一(出版社亥辰舎編集長・元マリア書房編集部長)
※審査内容について個別のお問い合わせはお答えできませんので悪しからずご了承下さい。





       ●第一次審査通過者14名 合格者専用素材サイト
優秀作品の紹介   100年後の「子ども達・孫達」へ  100年後の「売れない芸人」へ  100年後の「私」へ




[ 応募資格 ]
大学生・専門学校生・高校生・中学生(応募時点)。それぞれの学校単位、個人 もしくはグループにて応募。


[ 応募・審査内容 ]
●第一次審査:書類・作文審査(6月20日〜7月31日)
<応募方法>「100年後へのメッセージ」をテーマにした手書き
     の作文(800文字程度)を提出。裏面に必要事項を記入。
     用紙は自由だが必ず手書きとする。
<必要事項>住所・氏名(代表者)・所属学校学部・電話・メール等
<作文内容>100年後の「誰」かに手紙・メッセージを書く。800字
     程度(例ー「曾孫への詫び状」「まだ生きてる自分への
     遺言」「大和魂を忘れた未来の日本人へ」「地球を支配
     した宇宙人さま」)
※応募作品は本プロジェクトのサイト上で公開 または出版企画となる場合がございます

●第二次審査:表紙のデザインとタイトルのみの作成(9月)
第一次審査合格者に本企画著者の写真画像を閲覧・ダウンロードすることができるURL パスワードを公開。それらの素材を元に表紙のデザインやタイトル案を提出。ひとり(ひと 組)1点のみ。
<応募方法>電子ファイル、手書き等紙面、いづれでも可。
     デザイン案は、B4までのサイズ一枚に収め、電子ファイ
     ルの場合はJPG形式かPDF形式に限定。
・学校単位で応募される場合は、所属学校の規定に従って学校側責任者の元に提出し、学校 は応募リストとともにまとめて事務局に提出。
・その他の場合、CD、DVD、MO、フロッピーディスクのいずれかのメディア1枚に記録して、 表に氏名(グループ名)、所属学校名を明記。手書き紙面の場合は、裏面に氏名(グループ名)、 所属学校名を記載したものと、必要事項記入済みの応募用紙を同封し、事務局まで郵送又は 宅急便での提出。メールでの送信は受付いたしません。※応募物は返却できません。

●最終審査:本のデザインと制作(11月)
制作予算ポイントを元に、紙質・頁数・版型・色数などを選択しながらレイアウトデザイン。
二次審査を通過した最終選考者に対しての説明会を開催。印刷所と出版社から制作予算の配分 方法や入稿手順を説明。使用ソフトQuarkXPress、Illustrator、InDesign。 ※特別講習会なども開催。

[ 選考方法 ]
実行委員会が選定した審査委員会での協議の上決定。

[ 表彰内容 ](予定)
授賞/最優秀賞(京都市長賞)賞状と賞金100,000円、優秀賞(委員会賞) 賞状と図書券
出版/最優秀賞作品は実際の市場で流通され、制作デザイナー・編集者として発表されます。

[ スケジュール ]
平成20年
06月20日 公募開始 ホームページ告知開始・ポスター掲示
 <応募内容>/書類審査
        作文:100年後の誰かへの手紙(800字以内)
        プロフィール:名前・住所・所属学校学部・連絡先
07月31日 第一次審査締切
08月15日 第一次合格発表

08月20日 合格者へ素材提供
  <応募内容>/表紙のデザインとタイトルのみの作成提出。
09月15日 第二次審査締切
10月01日 第二次合格発表
10月10日 最終課題説明会
  <最終審査課題>/本のデザインと制作
         予算ポイントを元に、紙質・頁数・版型などを選択し
         レイアウトデザイン。
11月30日 応募締切
12月中旬 最終審査会
12月下旬 受賞者発表通知
平成21年
01月中旬 大賞受賞者入稿打合せ
02月上旬 色校正
03月01日 発刊 書店発売開始

[ 注意事項 ]
1.応募作品・デザインは未発表の自主作品とする。
2.応募にあたって要する費用(CD代、郵送料等)は全て応募者の自己負担とする。
3.応募作品・デザインの著作は主催者に属す。
4.第二次審査で公開される素材写真データ等を、本コンテスト以外使用したり第三者へ譲渡 をしてはいけない。
5.素材写真データを大幅に加工修正し、そのものが著作権者の作品とみなさ れるようなデザインは避ける。

[ 実行委員会 ]
■100年後へのメッセージプロジェクト実行委員
橋村芳和(京都市会議員)
北憲一(京都芸術デザイン専門学校ビジュアルデザインコース主任)
日沖桜皮(株式会社桜風舎代表取締役、京都精華大学人文学部編集技法非常勤講師)
浅井潤一(出版社亥辰舎編集長・元マリア書房編集部長) ■事務局
〒612-8243 京都市伏見区横大路下三栖城ノ前町82-1-405亥辰舎内
TEL075-611-7116 FAX075-611-7116
■後援
京都市/京都新聞社/財団法人大学コンソーシアム京都


100年後へのメッセージプロジェクト実行委員会事務局 〒612-8438 京都市伏見区深草フチ町1-3 亥辰舎 内
TEL075-644-8141 FAX075-644-5225 http://www.after100.com  info@after100.com



写真家 大野広幸 | 亥辰舎 | |